カードの使い方
1.はじめに
初めまして。ロキルスです。普段はあまり大会にも参加せずまったり遊んでいるプレイヤーです。あとなんかいろいろお手伝いしてるけど気のせいです。
さてつい手が滑って ふるよに Advent Calendarに登録したものの特にブログとか持ってないのでこのためだけに作りました。今後も暇があったら何か書くかもしれません。
今回はカードの使い方について解説しようかと思います。カードの使い方といっても戦略的にどうこうする話ではありません。ふるよにの総合ルール *1 におけるカード使用について解説した内容となります。(解説用にかみ砕いている部分があるので、総合ルールと齟齬が出るかもしれませんがご容赦ください) (この記事は2018年12月時点での情報です。将来ルールが変わったらもしかしたら違う動きになるかも)
2.用語
まずカード使用について解説にする前に必要な用語の説明をしていきます。この辺の詳しい内容は総合ルールにあるので興味があったら読んでみるとよいです。
2.1 オブジェクト
カードや桜花結晶、《攻撃》などの物体をオブジェクトと呼んでいます。このうち《攻撃》だけは実体のない仮想のオブジェクトになります。大体の《攻撃》が攻撃カードからデータをコピーして作られます。*2
2.2 領域
オブジェクトは必ずどこかの領域に存在します。総合ルールでは領域は、<手札>とか<捨て札>みたいな感じに<>でくくって書かれています。
領域の中で少しイメージしにくいものを補足します。
<使用中>
使用しているカードがおかれる領域。どのカードタイプも使用したら必ずここに移動します。ここにカードが置かれたらカードを使用したとみなされます。
ちなみに【使用済】効果とかの解決時には移動しません。(例「びっくごーれむ」)
<攻撃中>
《攻撃》が存在できる唯一の場所。攻撃を解決する場合必ずここに《攻撃》があります。
<付与札>
結晶が乗ってる付与カード=付与札を置く場所のこと。付与札と書かれると領域なのかカードなのかよくわからなくなる。
ちなみに<付与札>はプレイヤーごとに1つ存在していて付与札ごとに独立した領域にはなってません(これによって「幕開け」が少し不思議な挙動をする結果になってる)。
3.カードの使用
ようやく本題のカードの使用についてです。
まずカードを使用する場合、「メインフェイズでの選択」「対応によるカードの使用」「効果によるカードの使用」の3種類のどれかで行えます。
「メインフェイズでの選択」についてですが、メインフェイズで通常行動を選んでいる場合は全力以外のカード、全力行動を選んでいる場合は全力カードのみが使用可能です。
「対応によるカードの使用」では対応カードのみが使用可能です(あと八相「見切り」)。
「効果によるカードの使用」はそれぞれの効果で使用できるカードが指定されています。
3つのうちどれで使用したとしても流れは一緒です。
3.1 カード使用の手順
総合ルールでは各カードタイプ(攻撃、行動、付与)で使用の手順が定義されていますが、流れとしては大体同じです。なのでここでは一緒に解説します。
ⅰ)使うカードの公開、条件のチェック
まず使用する予定のカードを公開して使用できるがチェックされます(遠心とか燃焼とか)。攻撃カードを使用する場合、<攻撃中>に《攻撃》が生成され、適正距離に現在の間合が含まれているかを確認します。
ここで使用条件が満たされていなかったり、《攻撃》の間合が適正でない場合使用が不適正なものとして差し戻されます(使用したものとしても扱われません)。
ⅱ)コストの支払い(切り札のみ)
使用するカードが切札の場合は、消費分のコストを払います。ここで足りなかった場合も差し戻しです。
ⅲ)カードの解決
ここまできたらようやくカードの解決です。使用するカードを<使用中>に移動させて使用した時の効果を解決します。*3
この時点でカードを使用したと扱います。ちなみに帯電はこのタイミングで行われ、使用したカードに限って解除できます。
ここはカードタイプごとに処理が変わります。
攻撃:<攻撃中>に生成された《攻撃》を解決します
行動:書いてあるとおりの効果を解決します
付与:ダストや自分のオーラから納の数の結晶を載せて<付与札>へ移動させ、【展開時】効果を解決します
ⅳ)使用したカードの処理
使用したカードが<使用中>に残ってるなら<捨て札>あるいは<切札>へ移動させます。【攻撃後】効果とかで別の領域に移動してる場合、ここは何もしません。
付与はすでに<付与札>へ行っているのでここの処理はありません。
これでカードの使用の手順が終わります。この後に「もじゅるー」とかで基本動作が行われたりします。
4.攻撃の解決
ついでの攻撃の解決についても説明をしておきます。基本的には攻撃カードの使用によって行われますが、それ以外にも効果による《攻撃》でもこの攻撃の解決で処理されます。*4
攻撃の解決に入ったら《攻撃》が行われているものと扱われます。その後対応で打ち消されたりしたとしても《攻撃》を行っていないとはみなされません(遠心とかに絡む)。
ⅰ)対応によるカード使用
攻撃の解決に入ったらまずは対応があります。ここで使用されるカードは「対応によるカード使用」にあたります。ここで使用された攻撃カードに対しては対応ができません。
ただし対応で使用したカードの「効果によって使用された」攻撃カードについてはその限りではありません。「鳶影」から使用した場合だと対応で使用されたものとして扱われますが、「忍歩」を使用してその効果で使用したカードは「鳶影」の影響を受けていません……
ⅱ)対応による処理
総合ルールではいろいろとごちゃごちゃ書かれていますが、要するに対応など *5 によって《攻撃》が打ち消されているか、現在の間合が適正距離にあるかどうかをチェックします。《攻撃》が不可避を持つ場合は間合チェックが飛ばされます。
ⅲ)ダメージ解決
ここまで《攻撃》が無事に残っていればダメージが解決されます。なおダメージだけ打ち消されている場合、ここが飛ばされます。
ⅳ)【攻撃後】効果解決
《攻撃》が持ってる【攻撃後】効果を解決します。複数の【攻撃後】効果を持っている場合は記述されている順に解決されます。
《攻撃》はカードと分離されて存在しているオブジェクトですが、【攻撃後】効果に「このカード」といった記述がある場合、元の攻撃カードを示します(例「梳流し」)。
ⅴ)攻撃の解決
これにて攻撃の解決は終わりです。<攻撃中>にある《攻撃》が取り除かれます。
《攻撃》の解決後と書かれているタイミングのものはここの攻撃解決の終了後に行われます。
5.おわりに
とまあ普段何気なく使っているカードの手順はこんな感じで成り立ってます。知らなくてもゲームはできますが、何かあったときに思い出すと役立つことがごくまれにあるかもしれません(たぶんない)。
正直、文章を書くのが苦手すぎてめっちゃ時間使ったわりにあまり内容がない気がする。今後要望があればまたふわっと解説をするかもしれない。